シーとスヌーピー
暗い嵐の夜だった
スヌーピーのモデルになった犬は、チャールズ・モンロー・シュルツが、13歳の時に飼っていた白と黒の毛色の雑種犬「スパイク」が、モデルになったと言われています。
スヌーピー(Snoopy)は、そのアメリカの漫画家チャールズ・モンロー・シュルツが、1950年から書き始めた漫画「ピーナッツ」に登場するオスのビーグル犬です。
主人公のチャーリー・ブラウン少年の飼い犬で、趣味は変装、スポーツ、小説の執筆など多岐にわたっています。
スヌーピーが生まれたのは、デイジーヒル子犬園で、8匹兄弟の1匹でした。誕生秘話を語るアニメ作品もあるようです。
漫画への初登場は、連載開始から2日後の1950年10月4日のことでした。
連載当初は、普通のビーグル犬でしたが、回が進むごとに知的になって行きました。
やがて、直立二足歩行もできるようになります。
そして、ついには執筆活動を始め、弁護士や医者、果ては戦闘機の操縦士といった変装をするオールマイティ犬へと進んで行きました。
暗い嵐の夜だった
スヌーピーは、犬小屋の上でよくタイプライターを打っています。
毎回、「暗い嵐の夜だった」という書き出しの小説を書いていたそうです。
果たして、どんな物語を描いていたのでしょう。
ちなみに、アニメ作品の「Snoopy's Reunion 」の冒頭の、兄弟たちと共にスヌーピーが生まれるシーンは、暗い嵐の晩でした。
スヌーピーは、自分が生まれた嵐の晩を想い出しながら、小説の冒頭を描いていたのでしょうか?
※スヌーピーは、トルストイの「戦争と平和」を、1日1語ずつ読んでいたという逸話もあります。
また名前のSnoopyは、snoop(うろうろ嗅ぎ回る、詮索する)から来ているそうです。
ウチのシーも散歩に行くと、真っ直ぐに歩かず、必ずウロウロ嗅ぎ回っています。
なんだスヌーピーとおんなじだ
スヌーピーが、犬小屋の上でタイプライターを叩く
たった1コマ
これが「ピーナッツ」の最終話でした。
残念ですが、私は毎日連載される漫画のスケジュールを維持していくことが、もうできなくなりました
そのため私は引退を表明いたします
チャーリー・ブラウン、スヌーピー、ルーシー・・・
私はいつまでも忘れません・・・
チャールズ・モンロー・シュルツは癌のため、治療に専念し、余生を家族と過ごすことを決意します。
そして、50年続いた「ピーナッツ」は幕を閉じました。
2000年1月3日のことでした。
その後、彼はわずか1ヶ月後の2月12日静かに息を引き取ります。
翌日、2月13日のサンデー版に、1月3日に描かれた最終話のカラー版が掲載され、偉大なる彼の逝去が報じられました。
彼は、世界中の多くのファンから惜しまれました。
1日の仕事をやり終えた時、人間として最も大切なことは、
家に帰って、小犬をかわいがってやることだ
チャールズ・モンロー・シュルツが、言っていた言葉です。
去年の6月、私はシーを連れて軽井沢へ旅行に行きました。
JR軽井沢駅の南側には、とても大きなプリンスショッピングプラザがあります。
そこのドッグエリアにある「ペットパラダイス」で、シーの新しい首輪とリードを買いました。
スヌーピーのイラストの赤い首輪とリードです。スヌーピーの顔のペンダントも付いていました。
なぜ赤にしたのか?
アニメ作品のスヌーピーが、 赤い首輪だったからです。
今日はシーを、トリミングに連れて行きました。毛玉がひどくて時間もオーバーし、追加料金もかかってしまいました。
でも赤いリボンを付けてもらって、とてもスッキリしました。
スヌーピーの小説家みたいに、帽子を被らせてみました。
でも嫌がって、すぐに振り落としてしまいました…
上を見続ける・・・
それが生きるこつさ
スヌーピー名言集より
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