シーと軽井沢&64(ロクヨン)


今年もゴールデンウィークに、シーを連れて軽井沢に行きます。
2泊3日で軽井沢のプリンスホテルの犬同伴用コテージに泊まります。

今年も去年同様、新幹線で行くつもりです。やはりゴールデンウィークの新幹線はかなり混むので指定席を取らないと絶対に座れません。
しかしまだ指定席を取っていません。
もう今からでは満席で取れないでしょうね。

シーを入れた大きなキャリーバックを持って、自由席に乗るのはおそらくかなりたいへんです。



仙台から軽井沢までは、まず東北新幹線で大宮まで行って、長野新幹線に乗り換えます。
大抵の東北新幹線は青森発か盛岡発なので、仙台に着く頃には自由席は満席になってしまいます。
おそらく座れる可能性はほとんどないでしょう。

シーを入れた大きなキャリーバックは、客室の通路では進路妨害になってしまうので、デェッキに立って行くしかないと思っています。
まあ予約しなかった自分が悪いわけですから我慢して行くつもりです。



軽井沢のプリンスホテルは、JRの軽井沢駅の南側のほとんどを占めるほど広がっています。

ホテルも東館、西館、南館の3つがあり、コテージも数十棟点在しています。
ホテル内専用のバスも走っていて、東館から西館に向かう時など利用することができます。
また敷地内にはゴルフコースもあり、テニスコートもたくさんあります。
私は長年公式テニスをやって来たので、いつもテニスを楽しんでいます。

軽井沢は高原なので、ゴールデンウィークの期間中はちょうど桜が満開です。
テニスコートの脇にも桜の木があって、コートの上に花びらが舞っています。

満開の桜の木の向こうには雄大な浅間山が聳えていて贅沢な時間が流れます。
やや硬めのオムニコートでボールを打っていると汗ばむぐらいです。爽やかな風を感じます。


それから軽井沢プリンスホテルには、とても巨大なアウトレットのプリンスショッピングプラザがあります。たくさんのブランドが出店していて1日ががりでも見れないくらいです。



ここはペットと同伴できる店も多く、ショッピングプラザの通りには、愛犬を連れた人たちが驚くほどたくさんいます。
トイプードル、チワワ、ダックスフンド、シュナウザー、マルチーズ、ブルドッグ、柴犬、シーズーなどなど、いろんな種類の犬たちが見られます。

みんな洋服を着せてもらったり、犬たちもオシャレをしています。
都会のショッピングエリアでは、ペットを連れて歩く人は少ないですが、軽井沢のようなリゾート地では本当にたくさんの人がペットを連れて訪れています。

もちろん私もシーと歩きます。
ゴールデンウィーク期間中は、とても混雑していて、たくさんの人がいますので、私もシーも人混みの中をかき分けるように歩くことになります。
でもシーはしっぽをさかんに振って楽しそうです。

人と同じように犬たちもたくさん歩いています。シーもいろんな犬たちとご対面です。気持ちが高ぶっているかもしれませんね。

お店に入る時はシーを抱っこします。
服とかを眺めながら、シーこれはどう?
とわかるはずもないのに話しかています。

また犬同伴OKの飲食店もあるので、外に設けられたパラソルの下のテーブルで、シーと食事をしています。

ランチでもビールを飲みながら、爽やかな風に触れて食事をします。シーはやはりしっぽを振っています。楽しいのでしょう。
とても幸せな瞬間です。



プリンスショッピングプラザには、池があり芝生の広場もあります。
ショッピングも食事も終われば、広場でシーを走らせることもできます。
でもシーはほとんど走ったりはしないで、いつもの様にくんくん匂いを嗅いであちこち歩き廻るだけです。
でもこれもとても楽しそうです。



宿泊する犬同伴用コテージは、犬のトイレやリードを繋ぐ金具が付いていたり、愛犬と快適に過ごせるように準備されています。
必ず応接間のテーブルには、清掃担当者からのメッセージが置かれていて、てるてる坊主が置かれていることもありました。

晩ご飯はいつもプリンスホテル西館のレストランでバイキングと決まっています。
値段は高いのですが、本当にたくさんのありとあらゆる種類のメニューがあります。

お寿司はその場で握ってくれますし、洋食、和食、ラーメンに冷たいお蕎麦にデザートやフルーツ、もちろんケーキもあります。
飲み物もビールから日本酒、ワイン、ジュースにコーヒー、紅茶、お茶まで揃っています。
いつも欲張って動けなくなるほど食べてしまいます。

しかしホテル内にはペットは入れないので、シーは施設内の係人に預けることになり食事を共にすることはできません。

シーを預ける時は、ちょっとかわいそうになってしまいます。シーもさみしそうな顔をします。

バイキングが終われば、コテージでシーの晩ご飯です。売店で買った信濃の地ビールを飲みながらシーと遅くまでリラックスできます。

朝はコテージの周りをシーと散歩です。
高原なのでほんの少し冷んやりします。
小鳥がさえずり、松や白樺の林の中をゆっくり歩いていると、野生のリスが姿を現わすこともあります。

住宅街で育ったシーにとって、こんな自然に触れる機会は滅多にありません。あちこち林の中を歩きながら、シーは何を感じているんだろう?



家に戻れば室内で暮らす生活。
私も現実の厳しさに晒されて、息の詰まる生活が始まります。
1年に1度のご褒美はあっと言う間に過ぎて行きます。
そして帰る時間になってしまいます。

でもシーと暮らす日常生活は、何よりも大切なものです。





今回は何の映画を紹介するか迷いました。
最近観た映画でよかったのは、64(ロクヨン)、三度目の殺人、君の膵臓をたべたい、の3本の日本映画でした。
しかしどれも紹介するのはとても難しい気がしてなかなか書けませんでした。
64(ロクヨン)は、とても複雑なストーリーですし、三度目の殺人は何回か観てみないとよく理解できないところがあります。
また君の膵臓をたべたいは、私の苦手な恋愛ものなので、どう表現したらいいのか迷ってしまいます。



64(ロクヨン)とは、いわゆる昭和天皇が崩御され1週間しかなかった昭和64年に起こった少女誘拐殺人事件の通称です。
警察は誘拐犯人からの電話を録音と逆探知に失敗する重大なミスを犯してしまいます。しかもそれを公表せず、ずっと隠蔽し続けて来たのです。



事件から14年が過ぎ、未解決のまま時効まであと1年と迫ります。
被害者少女の父親の雨宮は、そんな警察に見切りをつけていました。
犯人の肉声の記憶を頼りに、毎日公衆電話から、電話帳の「あ」から順番に電話をかけて犯人を探し続けていたのです。
寒い日も雨の日も休むことはありません。
いつの間にか指にはタコができて、電話機のプッシュボタンもすり減ってしまいました。

そしてある日、目崎という男の声が記憶と一致します。
雨宮は電話を切った後、うずくまって叫びます。ずっと追い続けて来た犯人にようやく辿り着いたのです。
それはとてつもない執念と言うほかありません。



それから同じ町で、64(ロクヨン)と同じような誘拐事件が発生します。
しかも誘拐された女子高校生の父親が目崎だったのです。

しかし誘拐されたはずの目崎の娘は万引きで補導され、誘拐事件が擬装だったことがわかります。しかも擬装誘拐事件の電話をして来た男が、64(ロクヨン)当時の捜査員で自宅班の1人であった幸田だったのです。

当時、幸田は電話の録音ミス(幸田メモ)を上層部へあげようとしますが揉み消され、警察を退職していました。
その幸田が雨宮と共謀して、64(ロクヨン)の模倣事件を起こしていたのです。
おそらく犯人である目崎に自分たちの思いをわからせるために…

結局、目崎は64(ロクヨン)事件の犯人として逮捕されます。
そして幸田も自首し、雨宮も全てが終わったことを悟り自首することを決意して幕を閉じます。

ごく簡単なあらすじでしたが、主人公の元県警刑事で64(ロクヨン)を担当し、現在は県警広報官の三上が、自分の娘が家出をしていたり、また記者クラブとの対立や、刑事部と警務部との軋轢の中で、事件の真相に迫って行きます。



またある交通事故の加害者の妊婦が、県警公安委員の娘だということで実名報道が控えられ、記者クラブと対立する場面があります。
やがて被害者の老人は亡くなり、老人が年金暮らしの1人身で、月に1度立ち飲み屋で焼酎を飲むことを楽しみにしていたことを、三上は記者たちに語ります。しかもその帰り道に事故にあったのです。
ほんのニュースにもならない1人の老人の話しとして…

それから64(ロクヨン)で録音ミスをして14年間引きこもっていた元科捜研の日吉が、ラジオニュースで犯人逮捕を知り、泣きながら部屋を出て母親に謝るのでした。


この映画はとても重厚感のある作品でした。昭和天皇崩御のニュースに隠れてしまった1つの誘拐事件が、時効を間近に控え、娘を思う父親の執念が解決へと導く様は衝撃的でした。
私には素直に何かを感じられる映画でした。




昨日、シーをワクチン注射のため動物病院に連れて行きました。去年計った体重よりも3キロも増えていました。獣医からは本格的にダイエットしなければならないと指摘されました。

肥満の原因は、単なる食べすぎであり、運動したからといって解消されるものではない。毎日のご飯を回数はそのままで今までの80%にすれば、痩せられるということでした。
さっそく昨日からダイエット開始しました。
シー頑張ってダイエットしようね。


シーズーと一緒に映画

愛犬シーズーのシーと毎日iPhoneで映画を観てます 私が観て来たたくさんの映画を紹介いたします

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